2011年7月アーカイブ

メルテンスはグラビアの写真複製の品質を、クリッチなどのように名画の複製にではなく、新聞のニュース写真に活用しようと考えた。


そのためにはチッシュを使って転写したり、何回も腐食をするといった煩わしさは避けねばならない。


シリンダにレジストをじかびきし、網ポジをやきつけて腐食してしまいます。


この着想のもとにかれは、シリンダに重クロム酸ゼラチン感光液をむらなく塗布する、ロルフスという人の特許法を改良して用い、網ポジフィルムをシリンダに巻きつけ、水銀燈でやきつけて現像し、数凹腐食して世界最初の網グラビア法を開発した。


そればかりでなく活版輪転機に連結するグラビア輪転慨まで作らせ、壮大な冒険に彼はのり出しました。


そして印刷は、一般家庭でも行われるようになり、手軽にリサイクルインクが購入できるようになったのです。

印刷方式の名で、意外に素人が口にすることの多いのは「グラビア」です。


タレントなどがどれそれの週刊誌のグラビアに出ている・・・などと、何でもかでもグラビアにきめてしまっています。


クラビアは安いグラフィック・プリント市場に180度方向転換したのです。


そのスタートをきったのは、ドイツ、ベルリンの捺染印刷業者エヅアルト・メルテンス博士です。


この人はベルリンに生まれた物理化学者で、世紀末にテキスタイル捺染用シリンダの製版法の研究に従事していたが、レンブラント会社のグラビアに刺激されて、その研究を始めたのです。


話は変わりますが、今の時代エコが当たり前となりました。キヤノン トナーもリサイクルを始めたようです。