2011年3月アーカイブ

ジュースの缶やビール缶などでは、リサイクルインクで平面に印刷されたものを切断して加工するので問題はないが、しかしチューブ類などではそうはゆかない。

1円硬貨位のアルミニウム素材を絞り出してチューブを作り、その表面に印刷をする。

印刷効果を高めるために、チューブの表面へ白色塗料をコートし、その後たとえば凸版オフセット方式で多色同時印刷を行います。

円筒状の凸版が、必要な色数だけブランケット胴の周りについていて、チューブの展開図柄をその表面に転移させるようになっています。
転写法によらないで、瓶、コップ、チューブ、ボールなどのような曲面へ直接印刷する方法もあります。

凸面ばかりではなく凹面への印刷もできます。

いつれも曲面印刷で、手法は印刷対象物によって種々異なります。

瓶やコップ類への印刷には、主としてスクリン印刷が利用されています。

顔料、フラックス(たとえばガラスの粉体)、スクイジオイル(樹脂と溶剤類)などを含むインキで印刷し、炉で焼成して顔料をフラックスで固着させませます。

また、平面印刷は紙が主ですが、そこで多く利用されているのはキヤノン トナーです。
現在の立体視印刷物は、1900年代の始めにリップマンによって発表されたレンチキュラー法に基づいていることは今さら説明するまでもない。

かまぼこを並べたようなレンチキュラーレンズの下に、平行格子状に分解された図柄を順次刷り並べて貼った印刷物で、動く印刷物としても馴染深い。

立体的な印刷物を作る方法も種々あります。

名画の複製に利用されているレリーフ印刷もその一つで、印刷物を型押して油絵の具の凹凸がつけられます。

浮き出し印刷やサーモグラフィなどと呼ばれている印刷法も、盛り上った印刷物を作るのに利用されます。

話は変わりますが、リサイクルインクの活用も増えてきています。

昭和の初め頃大流行した立体写真からヒントを得て種々な方法が試みられた。

ステレオカメラで撮影した二枚の写真を網分解し、それぞれ赤インキと青インキで刷り重ねて1枚の印刷物を作ります。

この印刷物を、キヤノン トナーの色と互に補色の関係にあるフィルターを左右の目に当てて見ると、青フィルターでは赤インキの像が、また赤フィルターでは青インキの像がそれぞれ黒く見えて立体的になります。

この他偏光フィルターを用いる方法も行われてきたが、いつれにしてもビュアーが必要であることや色フィルターを用いるのでカラーができないことなどのため、他の方法の出現が望まれていました。
昇華とは、固体を加熱した場合に液体の状態を経ないで直接気体になる現象の呼び名で、ショウノウやドライアイスにはその現象がみられます。

染料にも昇華性を示すものが多い。

昇華性染料を含むリサイクルインクで紙へ模様を印刷し、これを布へ圧着加熱すれば、昇華した染料が布へ転写して乾式で染色ができます。

印刷にもステレオがあります。

平面的な印刷物を立体的に見えるようにしたり、また実際に三次元的な盛り上がりをつけて立体的な表現にしたりする印刷物があります。

いずれも立体印刷と呼ばれているが、正確には前者は立体視印刷、後者は立体(三次元)的印刷といわねばならないかも知れません。
こんにちは。初めまして。今日からキヤノン トナーなどの印刷全般に関するブログを始めました。

宜しくお願いします。

複合紙の表面に必要な図柄を印刷するが、その一つに散粉法というのがあります。

まつ図柄をワニスで印刷し、続いてカラーベースとフラックスの混合粉体を散布する。

カラーベースとは高温安定性のよい顔料のことで、またフラックスには主としてガラスの粉体が用いられています。

印刷された転写紙の図柄を、ガラスや班榔のような基盤に圧着転写して必要な温度まで加熱すると、フラックスが熔けて顔料を包み、同時に基盤へ固着します。

Tシャツやハンカチに、ワンポイントの模様をアイロンで付けているのをよく見掛ける。

模様を印刷した紙を布にのせ、紙の裏からアイロンをかけると、紙の模様が布へ移って絵付けができます。

これが昇華捺染で、その転写紙も印刷工場で作っています。